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ビサ申請の面接で成功する方法

by William M. Fish

アメリカの学生ビザ申請手続きにとまどいを感じている学生は少なくありません。ほとんどの申請者(70%)は学生ビザを問題なく取得し、アメリカでの留学を謳歌しています。しかし、国によっては却下される率が高いのも事実です。いずれにしても、ビザ申請には、十分な準備を整えて臨むようにしましょう。

基礎知識

学生ビザを申請するには、自国のアメリカ大使館または領事館に必要な書類を提出する必要があります。アメリカ留学に必要な経済力があること、またアメリカでの学業修了後には帰国する旨を係官に納得してもらう必要があります。
ビザ申請には、米国市民権移民局(USCIS)で認可されている学校から非移民学生として入学を許可されていることを示す書類(F-1ビザではI-20、J-1ビザではDS-2019。ビザ申請前に一読した上で署名すること)が必要です。ビザ申請書を送付する前に、申請料100ドルを支払い、支払いを証明するレシートを提出します。
2005年度には、学生ビザおよびほとんどの交流訪問者ビザ申請者は追加費用を支払うことになりますが、実施日は現時点では未定です。追加申請料金は100ドルで、学生ビザを申請する前に支払う必要があります。この追加費用は、国土安全保障省のコンピューターシステム(SEVIS)導入コストをカバーするためのもので、ビザ申請費用の100ドルとは別料金となります。追加費用の実施日が決定され次第、支払い手続きの詳細が公示されますので、自国のアメリカ大使館のウェブサイトまたはhttp://travel.state.gov/visa;foreignstuden.htmlをご覧ください。
ビザ申請者は全員、DS-156(非移民ビザ申請用紙)およびDS-158(申請者の連絡先と職歴を記入する補足申請書)を提出しなければなりません。16?45歳の男子はさらにDS-157(非移民ビザ補足申請書)の提出が義務付けられています。これらの用紙はウェブサイト http://travel.state.gov/visaforms.html からダウンロードできます。
必要な用紙に読みやすい字で正確に記入します。氏名は、パスポートに記載されている通りに記載してください。

ビサの申請

下準備
ビザ申請の面接には1回で通るように準備万端で臨みましょう。ビザ発給が1度拒否されると、次回の申請はより困難になります。
面接では服装が大切です。面接は公式行事と考えましょう。ビジネススーツなどが適切です。係官と話す時間は非常に短く、数分間質問に答えるだけで審査されてしまうので、第一印象がとても重要となります。
尋ねられたことにすばやく完全に答えられるようにします。あなたが英語で回答できず、係官も日本語を話さない場合には、通訳を頼むことができます。学生ビザの発給には英語力は要求されません。実際に、毎年、何千人もの留学生が英語を学ぶためにアメリカに来ているのです。
係官は、あなたの具体的な留学目的を知る必要があります。あいまいな回答や暗記したような答えは低く評価されます。また、アメリカの偉大さや素晴らしさを大げさに語るのも不評を買うことが多いので注意します。係官が期待しているのは、率直で明確な回答なのです。

目的
留学には学問上あるいは職業上の具体的な目的が必要です。なぜ、その分野について自国でなくアメリカで学ぶほうが得策であるのかをきちんと説明できるようにしておきます。何を学ぶつもりなのか、自国でどのような職種に就くための準備をしているのかを正確に述べることができなければなりません。
アメリカに来てまず英語を学び、その後で学位を取るつもりであれば、専攻課程について完全に説明できなければなりません。「アメリカで学んだほうが良いから」というような漠然とした回答は通用しないことを忘れないでください。
アメリカで英語を学んだ後母校に戻る場合は、在学証明書を用意します。また、担当教官に留学を推薦する手紙を書いてもらうことも役立ちます。
英語学校入学を目的とするビザ申請者に、ビザを出し渋ったり、全く発給しない係官がわずかながらでもいるのは残念なことです。英語を勉強することはアメリカ留学のまっとうな理由です。
多くの若い人々にとって、人生の目的はまだ定かではないでしょう。しかし、ビザ申請の面接では、確固とした回答をすることが大切です。何が目的で渡米するのかはっきり答えられなければ、係官は勉学のみが目的だとは信じてくれないでしょう。また学習プランだけでなく、留学を希望する学校のプログラム内容や寄宿先についても情報を用意しておくようにします。
成績も大きく物を言います。平均以下の成績しか取っていない場合には、アメリカ留学をいかに成功させるつもりか説明できるようにしておきましょう。学校の理事や担当教官、またはアメリカの留学先から、アメリカに来てその科目や分野を学ぶことがなぜ意味をなすのかを説明する手紙を書いてもらうと役立ちます。家族の病気や死などの特別な状況によって成績が一時的に大きく低下したのであれば、その旨を学校から説明してもらいます。また、可能なら、アメリカの留学希望先に、あなたの留学が成功すると信じるに到る理由を一筆書いてもらうといいでしょう。

経済的なサポート
アメリカに住み学校に通えるだけの十分な経済力があることを証明しなければなりません。自国の家族や雇用主、団体などに経済的にサポートしてもらえる場合、ビザ取得の確率が一般的に高くなります。両親に留学費用を出してもらう場合は、収入の出所を証明する書類を用意します。その場合、親の勤務先、勤続年数、肩書き、年収などを示す書類を発行してもらう必要があります。
係官が提出物に信憑性がないと判断した場合には、ビザ発給が拒否されます。家族の収入が留学費用をぎりぎり賄える程度の額しかない場合、自国に残る家族の生活はどうなるのか、係官は不審に思うでしょう。銀行に多額の預金があることを証明するだけでは不十分です。銀行の残高証明書には、その口座が開設されてからどれくらいの期間がたっているのか、平均残高は幾らかなどが記載されていなければなりません。

留学予定日よりも随分早めにビザの申請を開始することが大切です。遅くとも出発予定日の3カ月前には申請を行うようにします。これにより、大使館業務の遅れやビザ発給拒否に対する陳情などに対応する時間が確保できます。申請者の氏名はすべて保全許可(セキュリティクリアランス)を受ける必要があります。出身国によっては手続きが通常より数週間長くかかる場合もあります。
ビザ発給の手順や方針は、世界各国のアメリカ大使館でそれぞれ異なります。米国国務省関連のアドバイスセンターが世界各国にあります。所在地と連絡先は国務省のウェブサイトhttp://exchanges.state.gov/education/educationusa/uniadvising.htm に掲載されています。これらのセンターの職員は、各国の事情や手順に精通しています。
F、Mビザ申請者全員、そしてJビサ申請者の大半は、米国学生追跡システムのコストをカバーする手数料をビザ申請前に支払うことが必要です。

すべてが失敗したら…
ビザ発給が拒否されても、まだ望みはあります。決定変更を陳情することができます。そのためには、最初の申請時に不十分だった書類を用意することが必要となります。
ビザ発給拒否の通知に、移民法セクション214.bが理由として記載されている場合は、学業修了後の帰国意志が明確でなかったことが原因です。 留学先の学校からアメリカ大使館または領事館宛てにファックスやEメールで、あなたの入学資格の詳細を記した、ビザ発給の再考慮を要請する手紙を送ってもらうと効果的です。
ファックスの宛先は、大使館または領事館の Chief of Nonimmigrant Visas(非移民査証責任者)となります。ファックスや電話番号は国務省のウェブサイト http://usembassy.state.gov/ で調べられます。
追加情報が求められた場合には、すべて提出するようにしてください。

*ボックスの訳(右上)
ビサ取得のための5つのヒント
ビジネススーツやワンピースなどを着用すること
質問にははっきり答えること
銀行の預金残高証明書または在職証明書を持参すること
留学プランの詳細を提出すること
真実を述べること

*ボックスの訳(左下)
学生ビザの種類
アメリカの学生ビザには数種類ありますが、フルタイムの学生として留学する場合は、F-1ビザまたはM-1ビザが必要です。配偶者や子供を連れて行く場合、家族にはF-2ビザまたはM-2ビザが必要となります。
交流訪問者はJ-1ビザを取得します。交流訪問ビザは、コンサルティング、トレー[ニング、リサーチ、指導などの目的でアメリカを訪問する際に適用されます。
留学先の大学または英語学校にフルタイムの学生として入学が許可されると、I-20と呼ばれる入学許可証が送られてきます。F-1ビザの取得にはこの書類が必要です。交換訪問者としてアメリカに行く場合には、スポンサーとなっている組織または米国政府機関からIAP-66と呼ばれる書?゙が送られてきます。J-1ビザ取得にはこの書類が必要です。





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